GPSレンタル
GPSレンタル
山林管理に不安や問題をお持ちの皆様へ:
最近、山林の境界に関する問題や紛争に関する相談が増えてきました。
一例をあげてみますと、
- 私は東京に住んでおり、故郷に山林があります。今までは親戚の方に管理をお願いしておりましたが、ご高齢になり今後は、管理できなくなりました。
そこで、山林の地図を作って管理に役立てたいと思っています。簡単に作ることが出来ますでしょうか。
- 私の所有山林は、小さな面積の山林があちらこちらに散らばっていて管理が大変です。子供達は遠くで生活していますので、山林の場所や境界線を確認することもままならない状況です。相続後に子供達が山林を管理出来るのか大変心配です。
そこで、山林の地図を作って残したいと思いますが、簡単に出来ないのでしょうか。
- 私の山林は15年前に国土調査(地籍測量)をしましたが、現在境界線が不明な山林が沢山あり困っております。(測量杭も確認できません)
山林の境界線を確定(復元)する良い方法はありますでしょうか。測量士さんに依頼するとかなりお金がかかると聞いていますが。
なぜ、山林の地図が必要なのでしょうか?
一般的に土地には地番があり、地図も法務局や役場へ行けばあるので、調べると簡単に判るはずですが。。。
山林の場合も同様に法務局に行けば、公図という図面が各地番ごとに備えられています。しかし、国土調査(地籍測量)のされていないい山林に関しては、実測もされていない概略図です(形状や面積も正確ではなく、座標値もありません)。この公図を基に山林境界を確定するのは非常に困難なことが多く、場合によっては山林が存在しないこともあります。(実存するが、公図の間違いにより見つからない)
境界線が一度不明になってしまうと、公図により確定(復元)するのが困難です。
他の手段として
- 境界杭や立木のマーキング(書付)を捜す(物証)
- 隣接者や地元の山林の精通者に聞く (人証)
があります。いずれにしましても大変な労力と時間が掛かります。
一方、国土調査済みの山林の場合は、実測図が備えられていますので、測量会社に依頼すれば境界線を確定(復元)出来ます。但し、費用は結構かかります。
どうすれば確実に山林の境界線を管理(守る)出来るのでしょうか?
費用の掛からない方法として、以下の二つの方法があります。この二つを合わせて施工すると確実に管理できます。
- ある程度正確な山林地図を作っておく事です。
ハンディGPSを持って山林を歩いてポイントを採取するだけで簡単に作成できます。 - 現地に境界線を明示することです。
境界線上に杭を打設したり、立木にマーキングすることにより明示出来ます。
でも、GPSの使い方は難しいのでは?
いいえ、非常に簡単です。
私どもが山林測量用に作成しました「取り扱い説明書」に沿ってポイントを記録していただくだけです。今まで、操作ミスにより記録できなかった事例はございません。
「取り扱い説明書」のダウンロード → auto_1HqajS.pdf
では、山林地図はどのように出来るの?
山林での記録が終わりしだい、GPSを返送して頂きましたら、私どもがポイントデータをパソコンに転送し、データを分析した後、山林地図を作成します、更にGoogle-Earthのデータファイルを作成して、印刷物及びCD-Rでお届けいたします。
サンプルはこちら→auto_aY0eXu.pdf
グーグルアースのサンプルデータはこちら->GE-sample.kmz
(事前にグーグルアースをパソコンにインスト―ルして下さい。)
アウトドアショップのGPSレンタルとの違いは?
はい、大きな違いは測量成果(地図など)の作成があるかないか、という点です。
アウトドアショップのGPSレンタルは、単に機械のレンタルのみです。もし、あなたが山林でポイントを記録してもパソコンに接続するケーブルが付属していないので、データを転送して山林地図を作成することが出来ません。
日本で唯一のGPSレンタル&山林地図作成のサービスです。
※値段が少し割高な理由
弊社のレンタルは、この山林地図作成の難しい作業を私どもがいたしますので、技術料としていただいております。
更にレンタルGPSには、「日本地形図1/25,000 10M等高線」をセットしてあります、山林内で詳細な地図が表示されますので、現在位置確認等に非常に便利です。
GPSレンタルの内容は?
- ハンディGPS受信機を全国どこでも宅配便で送ります。
- ご利用は以下の三つのプランからお選びいただけます。(2016.2月現在)
料金プラン | レンタル日数 | 実測日数 | レンタル料金 | 延泊料金 | 地図作成 |
---|---|---|---|---|---|
トライアルプラン(お試し) | 2泊3日 | 2 | 2万円 | 1万円/日 | 2箇所まで |
スタンダードプラン(標準) | 4泊5日 | 4 | 4万円 | 5千円/日 | 4箇所まで |
ロングプラン(お得) | 8泊9日 | 8 | 6万円 | 5千円/日 | 8箇所まで |
(返送の送料はお客様がご負担下さい)
- 1日で実測可能な面積は、マーキングを兼ねての作業で、5ha~10haです。
但し、境界線は既に明確になっているものとしての面積です。 - オプション
- 追加の山林地図の作成は、3千円/1箇所
- 森林基本図(計画図)のスキャン(読み込み)→電子地図化
地図の大きさ 標準枚数 料金 追加料金 A4 3枚 1万円 3千円/枚 A3 3枚 2万円 5千円/枚 A0 3枚 5万円 5千円/枚 - 境界線データの作成
不明山林を捜す場合に有効です。
地籍測量図又は森林計画図をご準備下さい。
コピー又は原本を送付して下さい。(大きさは問いません)
必要な場所をスキャンいたします。
山林の境界線をPC上で図面通りになぞり作成します。
ハンディGPSに転送の上、宅配便にてご利用前日にお届けいたします。山林3箇所まで 2万円 追加5千円/1箇所
全額返金又は再レンタル補償
次のいずれかの理由による場合、レンタル料金の全額返金又は再レンタルを補償いたします。
(但し、機械の片道の送料は返金できません)
- 何らかの理由により実測でポイントが記録できなかった場合
- 誤差が非常に大きく地図としての精度に問題が生じた場合
- 天候不良やお客様の急用により実測が出来なかった場合
(この場合はご希望により無料で延泊出来ます)
レンタル用GPSの詳細

- GPSMap60CSx (Germin)
- 高感度なSiRF StarIIIチップ採用。
- 測位精度 ±>10m (MSAS使用時±5m)山林の状況により劣化します。
- 記録ポイント数 1000ポイント
- 「日本地形図 1/25000 10m等高線」を装備
- クアッドヘリックスアンテナは広範囲の指向性を持ちますので、立てても横にしても受信可能。
- サイズは幅6.1cm x 高さ15.5cm x 厚み3.3cm
- 3.8cm x 5.6cm 2インチの256色TFTカラーディスプレイ
- 本体重量は単3電池2本を含んで213g
- 最長約18時間稼働
お支払いとレンタルの流れ
レンタルの流れを簡単にまとめますと以下のようになります。
(赤字がお客様の作業です)
- レンタルお申し込み(ご希望日を指定)
- 指定口座にご入金して下さい。(口座番号等はメールにてお知らせします。)
- GPS発送→前日にGPS到着(GPS作動テスト)
- 実測
- 宅配便にて返送(送料はお客様でご負担願います)
- データをPCに転送、分析の後、仮の山林地図を作成
- メール又はFAXで送信します。
- 地図に問題がなければ、 正式な測量成果(山林地図、測定点一覧表、面積計算書、GoogleEarthデータ収納CD-R)をメール便でお送りします。
レンタルのお申し込み
レンタルご希望の方は、以下のフォームからお申し込み下さい。
もし、お申し込み前にご質問等がございましたらこちらから==>お問い合わせ